コロンビアの最新ヒットを紹介するコーナー、”Ay,Hombe"です。
1曲目はなんと言ってもこれ!
ブカラマンガ出身の女バジェナート・ディアナ・ブルコ(Diana Burco)とビノミオ・デ・オロ(Binomio De Oro De América)のコラボです。リズムはクンビア。よってバジェナート原理主義者には評判悪いけど(もっともアイレが4つっていうのはむしろ後付けだと思うよ。詳細は俺の過去記事でも探してみて。)、俺は好き。2025年5月の発表です。
Diana Burco, Binomio De Oro De América "Amores Del Río"
https://www.youtube.com/watch?v=6kGEM74mLZo
2曲目はチョコー出身の歌手の新作。あんまりパシフィコっぽくないけど、いいね。2025年5月の発表です。
Safara"Estoy Que Me Bailo"
https://www.youtube.com/watch?v=oHdrILBJcqE
3曲目はサルサ。La-33の新作で、歌手はロンドン生まれのコロンビア人ブリエラ・オヘダ(Briela Ojeda)。70年代サルサみたいでかっこいい。2025年2月のリリースです。
La-33"Qué Te Pedí"
https://www.youtube.com/watch?v=b6YNSpUM1nU
ではまたの機会まで。
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2024年はこれだった:コロンビアの10曲
2024.12.31
2024年に発表された新曲からちょっと大目に10曲選んでみました。
コロンビアらしくバラエティに富んだラインナップなので、プレイリストにして楽しんでください。
El León Pardo "La Perica"
https://www.youtube.com/watch?v=DLNjt4yQ4oE
Matachindé ”Morir Cantando・
https://www.youtube.com/watch?v=fZxYjO8zvaA&list=OLAK5uy_mMNwjVEamVtUUTdGRjTSNXXrNt17guXZY&index=1
Clandeskina ”En Cali se quedó
https://www.youtube.com/watch?v=hE0L_ERVq4E
El Rolo Entusao "Los Carrangomelos"
https://www.youtube.com/watch?v=Q_QvQUCS2Zg
De Mar y Río "Bailen y Gocen"
https://www.youtube.com/watch?v=n6929zqtAhc
Martina Camargo ”La pollera”
https://www.youtube.com/watch?v=Bo-Re2RtRCM
Adriana Lucía "Te Lo Digo En Cumbia"
https://www.youtube.com/watch?v=WI2YtrDg7kY
Grupo Niche "Cali Pachanguero 40 Años"
https://www.youtube.com/watch?v=EhBwGUityKo
Katie James y Victoria Sur "Como el río - Katie James y Victoria Sur"
https://www.youtube.com/watch?v=GwptGHvLBgo
Goyo, Luister La Voz " Saltas Por Mi"
https://www.youtube.com/watch?v=iIn20hv7zVU
コロンビアらしくバラエティに富んだラインナップなので、プレイリストにして楽しんでください。
El León Pardo "La Perica"
https://www.youtube.com/watch?v=DLNjt4yQ4oE
Matachindé ”Morir Cantando・
https://www.youtube.com/watch?v=fZxYjO8zvaA&list=OLAK5uy_mMNwjVEamVtUUTdGRjTSNXXrNt17guXZY&index=1
Clandeskina ”En Cali se quedó
https://www.youtube.com/watch?v=hE0L_ERVq4E
El Rolo Entusao "Los Carrangomelos"
https://www.youtube.com/watch?v=Q_QvQUCS2Zg
De Mar y Río "Bailen y Gocen"
https://www.youtube.com/watch?v=n6929zqtAhc
Martina Camargo ”La pollera”
https://www.youtube.com/watch?v=Bo-Re2RtRCM
Adriana Lucía "Te Lo Digo En Cumbia"
https://www.youtube.com/watch?v=WI2YtrDg7kY
Grupo Niche "Cali Pachanguero 40 Años"
https://www.youtube.com/watch?v=EhBwGUityKo
Katie James y Victoria Sur "Como el río - Katie James y Victoria Sur"
https://www.youtube.com/watch?v=GwptGHvLBgo
Goyo, Luister La Voz " Saltas Por Mi"
https://www.youtube.com/watch?v=iIn20hv7zVU
posted by eLPop at 13:00
| 山口元一のiAy Hombe!
コロンビアの吟遊詩人〜バジェナートの音楽家たち
2024.12.06
吟遊詩人を、ニュースを歌にして伝えるメディアという機能に注目して定義することができるのであれば、コロンビアで真っ先にあげられるのはバジェナートの音楽家たちであろう。

バジェナートの起源は、おそらく19世紀初め頃、遅くとも中頃までに、コロンビア東北部、現在の行政区分でいうとラ・グアヒーラ県、セサル県、マグダレナ県東部を、ニュースやゴシップから恋愛沙汰まで、あらゆる題材を歌にしながら放浪していたフグラール(jugular)に見いだすことができる。有力な説明は、こうしたフグラールたちが他の地域で出身を尋ねられて"Soy nato del Valle"(俺はバジェドゥパルの生まれだよ)と答えたことが、そのままジャンル名になったとしている。
フグラールの活動ぶりについて、日本語で読める文献としては、ガブリエル・ガルシア=マルケスのいくつかの小説がある。「百年の孤独」(鼓直(訳)、新潮文庫、2024年、原著は1967年)に登場する道中の村や町で起こった事件を自作の歌にしながら放浪するフランシスコ・エル・オンブレが代表例であり、実在した人物では「生きて、語り伝える」(旦敬介(訳)・新潮社・2009年、原著は2002年)で著名な作曲家・ラファエル・エスカローナや、名曲”Gota Fria”の作者・エミリアーノ・スレータのエピソードが紹介されている。

マス・メディアの発達とともに−前掲「生きて、語り伝える」が伝える1940年代はコロンビアでラジオが普及し始めた時代であり、エスカローナやエミリアーノ・スレータは歌をニュースにしながら放浪した最後の世代になる−こうしたバジェナートの機能は失われた。現在、その残り香はコンサートやフェスティバルで歌い継がれる曲にのみ残っている。
2017年のフェスティバル。1曲目”El siniestro de Ovejas”は1950年2月1日にスクレ県で発生した30人が犠牲になった交通事故について歌った曲。
“聖人たちも泣き叫んでいるカルロスは、
アラケはどこに行った?
焼き尽くされた者たちの思い出のみが残っている
ここは悲しみでいっぱいだ”
Christian Camilo Peña - Final Rey de Reyes (Festival de la Leyenda Vallenata 2017)
https://youtu.be/IaWAMAeYOs8?si=K2TREIKgY0yLdyRM
歌はアレックス・マンガ(Alex Manga)、アコーディオンはクリスティアン・カミロ・ペーニャ(Christian Camilo Peña)。
→【本企画目次へ戻る】
http://elpop.jp/article/191144018.html
バジェナートの起源は、おそらく19世紀初め頃、遅くとも中頃までに、コロンビア東北部、現在の行政区分でいうとラ・グアヒーラ県、セサル県、マグダレナ県東部を、ニュースやゴシップから恋愛沙汰まで、あらゆる題材を歌にしながら放浪していたフグラール(jugular)に見いだすことができる。有力な説明は、こうしたフグラールたちが他の地域で出身を尋ねられて"Soy nato del Valle"(俺はバジェドゥパルの生まれだよ)と答えたことが、そのままジャンル名になったとしている。
フグラールの活動ぶりについて、日本語で読める文献としては、ガブリエル・ガルシア=マルケスのいくつかの小説がある。「百年の孤独」(鼓直(訳)、新潮文庫、2024年、原著は1967年)に登場する道中の村や町で起こった事件を自作の歌にしながら放浪するフランシスコ・エル・オンブレが代表例であり、実在した人物では「生きて、語り伝える」(旦敬介(訳)・新潮社・2009年、原著は2002年)で著名な作曲家・ラファエル・エスカローナや、名曲”Gota Fria”の作者・エミリアーノ・スレータのエピソードが紹介されている。
マス・メディアの発達とともに−前掲「生きて、語り伝える」が伝える1940年代はコロンビアでラジオが普及し始めた時代であり、エスカローナやエミリアーノ・スレータは歌をニュースにしながら放浪した最後の世代になる−こうしたバジェナートの機能は失われた。現在、その残り香はコンサートやフェスティバルで歌い継がれる曲にのみ残っている。
2017年のフェスティバル。1曲目”El siniestro de Ovejas”は1950年2月1日にスクレ県で発生した30人が犠牲になった交通事故について歌った曲。
“聖人たちも泣き叫んでいるカルロスは、
アラケはどこに行った?
焼き尽くされた者たちの思い出のみが残っている
ここは悲しみでいっぱいだ”
Christian Camilo Peña - Final Rey de Reyes (Festival de la Leyenda Vallenata 2017)
https://youtu.be/IaWAMAeYOs8?si=K2TREIKgY0yLdyRM
歌はアレックス・マンガ(Alex Manga)、アコーディオンはクリスティアン・カミロ・ペーニャ(Christian Camilo Peña)。
→【本企画目次へ戻る】
http://elpop.jp/article/191144018.html
posted by eLPop at 17:02
| 山口元一のiAy Hombe!
ベリト・アスプリージャ、シンティア・モンターニョ
2024.02.27
コロンビアの最新ヒットを紹介するコーナー、”Ay,Hombe"です。
1曲目はベリト・アスプリージャ(Verito Asprilla)の“Verito de la Perla"。トゥマコ出身の19歳、地元では既にかなりの人気者だそうで、全国区レベルでも注目を集めつつあります。この曲ではクルラオの大御所・ベフーコ(Bejuco)とタッグを組んでいますが、ヒップホップとパシフィコの伝統音楽って相性いいですよね。2023年11月のリリース。
Verito de la Perla - Verito asprilla feat Bejuco y Cerrero
https://www.youtube.com/watch?v=FSZesVEFSig
おまけ(?)でベフーコ”Batea”。めっちゃかっこいい。
Bejuco - Batea
https://www.youtube.com/watch?v=WcN3LLr8VmQ
2曲目は、これも太平洋岸からシンティア・モンターニョ(Cynthia Montaño)の” Lo Que Me Hace Feliz.”。2012年の”Chontaduro”のヒット以来、たまに新曲のニュースをみかけるぐらいで、お久しぶり感がありますが、2023年6月のこの曲ではカルロス・ビベス(Carlos Vives)とマダガスカルの音楽家ミケア・マダ(Mikea Mada)とのコラボで、パンデミックの最中に再確認した人の絆の大切さを歌っています。
Cynthia Montaño ft. Carlos Vives, Mikea Mada - Lo Que Me Hace Feliz
https://www.youtube.com/watch?v=Xov5IFK7dyk
おまけで彼女の2012年のヒット“Chontaduro”。カリあたりだとよくみかける果物ですが、外観から受ける印象とちがって繊維質で汁気がない芋状の食感です。コロンビアは美味しい果物がたくさんあるので、私はわざわざチョンタドゥーロは食べるかは微妙ですが、興味のある人は現地に行く機会があればご賞味あれ。
Cynthia Montaño - Chontaduro
https://www.youtube.com/watch?v=HzFUoK16BX8
では来月もよろしくね。
⇒目次に戻る
1曲目はベリト・アスプリージャ(Verito Asprilla)の“Verito de la Perla"。トゥマコ出身の19歳、地元では既にかなりの人気者だそうで、全国区レベルでも注目を集めつつあります。この曲ではクルラオの大御所・ベフーコ(Bejuco)とタッグを組んでいますが、ヒップホップとパシフィコの伝統音楽って相性いいですよね。2023年11月のリリース。
Verito de la Perla - Verito asprilla feat Bejuco y Cerrero
https://www.youtube.com/watch?v=FSZesVEFSig
おまけ(?)でベフーコ”Batea”。めっちゃかっこいい。
Bejuco - Batea
https://www.youtube.com/watch?v=WcN3LLr8VmQ
2曲目は、これも太平洋岸からシンティア・モンターニョ(Cynthia Montaño)の” Lo Que Me Hace Feliz.”。2012年の”Chontaduro”のヒット以来、たまに新曲のニュースをみかけるぐらいで、お久しぶり感がありますが、2023年6月のこの曲ではカルロス・ビベス(Carlos Vives)とマダガスカルの音楽家ミケア・マダ(Mikea Mada)とのコラボで、パンデミックの最中に再確認した人の絆の大切さを歌っています。
Cynthia Montaño ft. Carlos Vives, Mikea Mada - Lo Que Me Hace Feliz
https://www.youtube.com/watch?v=Xov5IFK7dyk
おまけで彼女の2012年のヒット“Chontaduro”。カリあたりだとよくみかける果物ですが、外観から受ける印象とちがって繊維質で汁気がない芋状の食感です。コロンビアは美味しい果物がたくさんあるので、私はわざわざチョンタドゥーロは食べるかは微妙ですが、興味のある人は現地に行く機会があればご賞味あれ。
Cynthia Montaño - Chontaduro
https://www.youtube.com/watch?v=HzFUoK16BX8
では来月もよろしくね。
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posted by eLPop at 22:35
| 山口元一のiAy Hombe!
eLPop今年のお気に入り!2023年/Pastoor Lopez "El hijo ausente"
2023.12.30
Pastoor Lopez "El hijo ausente"
https://www.youtube.com/watch?v=SnMjpPR6hmc
(編集部注)
パストール・ロペス(ホセ・パストール・ロペス・ピネダ)(1944年ベネズエラ/バルキシメト生まれ1944年6月15日-2019年コロンビア/ククタにて逝去)は、ラスパカニージャ(70年代エネスエラ生まれのダンス音楽。ベネスエラ、コロンビアやペルー海岸地方で流行・発展)、クンビア、パセオ・バジェナート、ポロなどで知られるベネズエラ出身の歌手、作曲家。
エル・インディオ "の愛称で親しまれ、南米ラテン音楽界に大きな影響を与えた。"Golpe con golpe"、"El ausente"、"Traicionera"、"Tienes que regresar"、"La Colegiala"、"Lloró Mi Corazón"、"Las Caleñas"、"Cariñito Sin Mi"、"Triste Navidad"、"Reggaeton Con Otro Tumbao" (with Tony Reggue)などのヒット曲多数。
彼の曲は、特にベネズエラ、コロンビア、エクアドルではクリスマス・シーズンにはおなじみ、よく演奏される。この曲もその一つ。
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posted by eLPop at 19:34
| 山口元一のiAy Hombe!


