下記にリンクした動画は、そうしたバイオリン弾きのガリシアの最後の生き残りとされたフロレンシオ・ロペス・フェルナンデス(1914-1986)の姿を捉えた映像である。「オ・セゴ・ドス・ビラーレス」といった通り名でも知られたフロレンシオについては、現代のガリシア音楽シーンのマルチ弦楽器奏者パンチョ・アルバレスが1998年に発表した初リーダー作"Florencio, O Cego dos Vilares"でトリビュートを捧げている。
自己のユニット”Michael Olivera Group"やアルフレド・ロドリゲス(p)のドラマーとして活躍もしている(Alfredo Rodriguez "Sound of Space"(2012), "The Little Dream"(2018))、キューバ出身のドラマー、ミカエル(ミチャエル)・オリベーラのスペインで活躍するキューバ人ミュージシャンのユニット「キューバン・ジャズ・シンジケート」での2024年の新作。前作は2021年ゆえ、3年ぶりの録音となる。
メンバーは Pepe Rivero / piano Michael Olivera / drum and vocals Carlos Sarduy / Trumpet Sebastian Laverde / vibes Inoidel Gonzales / tenor sax Yarel Hernandez / electric bass Fernando Brox / flute Yuvisney Aguilar / percussion and vocal