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ペルーのルチャ・レジェス

2014.10.31

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 ラテン音楽世界には、二人のルチャ・レジェスがいる。一人はメキシコのランチェーラ歌手であり、もう一人はペルーのクリオーヤ歌手だ。共に大きな人気を得て、絶頂期に若くして亡くなったという点も一致している。ともかく、両者ともに稀有の歌い手であった。
 今日はそんな、10月31日、ペルーの「クリオーヤ歌謡の日」に亡くなったペルーの「黄金の声のモレーナ」ことルチャ・レジェスについて紹介したいと思う。

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posted by eLPop at 15:42 | 水口良樹のペルー四方山がたり

路上の音楽:ペルーに生きる物売り歌プレゴン

2014.10.03

 スペイン語圏には、プレゴンと呼ばれる物売り歌の伝統がある。日本の焼き芋屋や竿竹屋の物売り歌と似たものだと言えばイメージしやすいだろうか。街路で物を売り歩いた多くの行商人は、お客を集めようとよく通る発声で、機知に富んだ小粋な口上を、その土地土地のリズムとメロディーに乗せて歌った。そのもっとも原始的な口上から、音楽的に編曲されたものまでを含めて全てがプレゴンと呼ばれているジャンルである。
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posted by eLPop at 17:14 | 水口良樹のペルー四方山がたり

ペルーにエモリエンテを飲みに行け!

2014.08.14

 気分を変えてちょっと飲み物の話をしよう。それはこの原稿を書いた頃ちょっと熱を出していて飲み物ばかり飲んでいたからだ。しかも薬草茶の話だ。健康にいいお茶で体がホカホカとあたたまる話だ。暑い夏になぜそんな季節外れな話を書くかって?だって熱があって寒気がするときに書いたんだもん!というわけで薄ら寒い朝晩に今でも恋しくなるペルーの魅惑の薬草茶、エモリエンテについて突然書いてみます。
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posted by eLPop at 04:42 | 水口良樹のペルー四方山がたり

複数形の「トロマタ」

2014.08.01

 考えてみれば、まだアフロペルー音楽がっつり、という記事は書いていなかったなぁ、ということで、今日はアフロペルー音楽で段違いに有名である名曲「トロマタ」について書いてみたい。「トロ・マタ」つまり「牛殺し」とかなり物騒なタイトルが付いたこの曲は、なかなかどうして数多くの魅力と謎に満ちた一曲である。
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posted by eLPop at 17:37 | 水口良樹のペルー四方山がたり

ペルーで活躍する日系人音楽家たちの肖像(4) 歌手セサル・イチカワとロス・ドルトンスの栄光

2014.07.08

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 少し間が開いてしまったが、ペルーで活躍している日系人音楽家たちを紹介するこのコーナー、今回は日本ではまったく知られていないペルーのロックの草創期に活躍し、中産階級にロックを広め、今なおムシカ・ロマンティカの大御所として人気の歌手セサル・イチカワと彼が活躍したバンド、ロス・ドルトンスを紹介したい。

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posted by eLPop at 03:02 | 水口良樹のペルー四方山がたり