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  ♪ おしながき ♪ さあ、ペルーの四方山がたりを始めよう。 2014.02.23 私はいかにしてラテンにハマったのか?水口良樹の場合 2014.02.14 パノラマ★ペルー音楽:ペルー音楽いろはのい 2014.02.24 映画「SIGO SIENDO(カチカニラクミ)」を巡る徒然 @イントロダクションとアマゾン編 2015.11.23 Aチンチャ/エル・カルメン〜アヤクーチョ編 2015.11.30 Bリマ/ムシカ・クリオーヤ編 2016.12.05 アフロペルー音楽の打楽器 @カホン・ペルアノの歴史 2015.02.17 「エル・プレベジョ」をめぐる物語 2014.12.31 セントロ・コスコ・デ・アルテ・ナティーボの偉大な足跡 2014.11.25 ペルーのルチャ・レジェス 2014.10.31 路上の音楽:ペルーに生きる物売り歌プレゴン 2014.10.03 ペルーにエモリエンテを飲みに行け! 2014.08.14 複数形の「トロマタ」 2014.08.01 バリチャによせて 2014.06.02 知られざる「コンドルは飛んでいく」 2014.05.06 追悼:オスカル・アビレス「ラ・プリメラ・ギターラ・デル・ペルー」 2014.04.09 ペルーで活躍する日系人音楽家たちの肖像 (1)序章:遥かペルーの大地に生きた日本人たち 2014.03.15 (2)作曲家ルイス・アベラルド・タカハシ・ヌニェス 2014.03.16 (3)歌手プリンセシータ・デ・ユンガイ:アンヘリカ・ハラダ・バスケス 2014.04.14 (4)歌手セサル・イチカワとロス・ドルトンスの栄光 2014.07.08 さよなら、ペペ・バスケス 2014.03.30 独自の進化を突き進むマリネラ・ノルテーニャの舞踊 2014.03.17 ペルー・アンデス・フュージョンの可能性 (1)チチャ 2014.03.02 (2)アンデス・フュージョン・ロック 2014.03.06 (3)アンデス音楽からの応答 2014.03.10 ラテン音楽Webマガジン"eLPop" キックオフ・パーティ◆紹介曲 2014.02.23 水口良樹の「eL Pop Party in 静岡」でかけた曲 2015.07.05 ラテンアメリカ探訪「ペルーのロックを聴いてみよう」でかけた曲 2015.08.09 eL Pop Party 静岡vol.2で水口のかけた曲 2016.08.17 プトゥトゥ 2014.02.13

フレディ・グスマン、インタビュー その2

2018.03.08

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ジャズからアンデス音楽へ。自らのルーツ・ミュージックにハマり、あたらしい音楽シーンを模索するフレディ・グスマンへのインタビュー後編です。
後編では、実際のペルーでの音楽活動から、今後の音楽的展開への展望などを中心に伺います。
  (前編はこちら

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posted by eLPop at 10:09 | 水口良樹のペルー四方山がたり

フレディ・グスマン、インタビュー その1

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 昨年、若手ペルー人ギタリストのフレディ・グスマンと知り合う機会を得た。アメリカでジャズを学んだ後、自分のルーツ音楽であるアンデス音楽にどっぷりとはまり込み、いわゆる「フォルクローレ」音楽とはまったく違う切り口からあたらしい現代アンデス音楽のあり方を模索している新進気鋭のギタリストだ。ファーストアルバム「Waijazz」はジャズ色がより強く出た作品ながら、ペルーアンデス音楽のトップアーティストたちをゲストに迎え作られており、クスコやアプリマック、アヤクーチョのローカルサウンドがジャズとこんな形に出会うことが可能だったのか、という新鮮な驚きを与えてくれた。その後アヤクーチョ、クスコの仲間とともに音楽ユニットワイジャズを立ち上げ、ファーストアルバムとはまたまったく異なる切り口でペルーを中心に活動、更に最新作品ではよりポップに軸足を移しつつあたらしい世界を模索し続けているアーティストである。
 そんな彼が最近日本を拠点の一つとして、なにか面白いことができないかと滞在しているので、少しお話を聴いてみた。(ライブ情報は「その2」の最後にあります)

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ペルー・ボレロの世界

2018.01.03

 昨年10月にペルー最高のボレロ歌手の一人、イバン・クルスが満を持して来日した。
 ボレロといえばラテン音楽が好きな日本人の中でも、若い人は聴くことが少ないレパートリーの一つだろう。90年代にルイス・ミゲルが大胆なアレンジで歌ったことでメキシコでは話題となったが、日本において若者がボレロに惚れ込んで熱く語り合うという光景を見ることはなかなか難しい状況にあるのが現状だ。
 ところが、在日ペルー人の中では変わらずボレロは人気だったりする。日本に住んでいるペルー人の多くはアンデスやアマゾン地域よりも圧倒的に沿岸地域出身者が多い。なので日本では在日ペルー人にとっての「我々のペルー音楽」とはアンデス音楽というよりむしろムシカ・クリオーヤであった。そしてムシカ・クリオーヤのすぐ傍らにあった民衆音楽がカリブ&メキシコ音楽であるボレロやソン、サルサといった音楽だ。これらの音楽はペルーでも特に沿岸地域において非常に人気の高い音楽であるが、ボレロは沿岸部のみならず非常に広い地域で今なお愛されている音楽の一つである。それ故に在日ペルー人のイベントやパーティに行くと、サルサからレゲトン、ロック、バルスまで歌われる中に、必ずボレロが入る。そして多くの場合、そのボレロは会場中で熱唱されるのだ。

 このようにペルー人にとって、意外とボレロは重要な音楽であったのだが、決してそのこと自体の知名度は高くない。ボレロと言えば圧倒的にカリブからメキシコにかけてが黄金地帯であり、ペルー人にとってもそれは変わらない。それでもペルーにもペルーが誇る偉大なボレロ歌手たちがおり、彼らは今なお愛されている。続きを読む
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イルマ・オスノ「タキ −アヤクーチョ−」インタビュー その4

2017.08.28

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少し時間が空いてしまいましたが、いよいよインタビューの最終回になります。
この回では、アンデス世界でもっとも演奏されている音楽ワイノとはどのような音楽であるのかをイルマさんに語っていただき、アルバムにも収録されている孤児の歌をめぐるエピソードなどを聴きながら豊かなケチュア語歌謡が描き出す世界について、少しだけ分け入っております。
また、9月9日には下北沢の音倉にてアルバム発売記念ライブが開催されます!みなさんのお越しをお待ちしております! (詳細はこちら)

これまでのインタビューはこちら
(その1 その2 その3

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posted by eLPop at 17:30 | 水口良樹のペルー四方山がたり

イルマ・オスノ「タキ −アヤクーチョ−」インタビュー その3

2017.08.22

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(チンリリを弾くイルマ・オスノ)

2017年6月に出たイルマ・オスノの「タキ −アヤクーチョ−」。
その3では、彼女がこのアルバムで使われている楽器について語ります。また楽器自身が持つ聖なる力についてや、それらをめぐる禁忌についても語られます。
(その1 その2 はこちら)
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posted by eLPop at 14:30 | 水口良樹のペルー四方山がたり