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ソノーラ・ポンセーニャの軌跡

2016.07.12

プエルトリコを代表するサルサの偉大なオルケスタの一つ「ソノーラ・ポンセーニャ」
60年以上の歴史を持ち、そのスイングするリズムとジャズの香りがする精緻なアレンジやサウンドなど、聴いてよし、踊ってよし、演ってもよしの素晴らしいオルケスタです。

ちょうど7/18にクロコダイルでコンフント・ソブリオとマンテキージャ・ペロが、ポンセーニャへのオマージュ!のライブをするとのこと。これは貴重!ということで簡単にポンセーニャの軌跡をご紹介します。

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posted by eLPop at 01:13 | 伊藤嘉章のカリブ熱中症

YOKO La Japonesa Salsera、ビエラ・ディスコスに出演決定!

2015.02.17


というタイトルを読んで「??」の人も多いかと思うけど、これはすごい快挙なのだ。

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まずYOKOの事から。

ニューヨークをベースに活動するミュージシャンはクラシックに、ジャズにとたくさんいるけれど、サルサの世界で、それも歌手として活躍しているのはこのYOKOしかいない。

大阪出身。1997年に単身渡米。2006年にグラミー受賞のパーカッショニスト、チノ・ヌニェスのバンドにリードシンガーとして参加。その後数々のパフォーマンスを経て2008年にソロアルバム「La Japonesa Salera」をリリース。オンライン最大のラテン音楽ショップサイト、Descarga.comにてベストオブ2008年に選ばれるなど、鮮烈デビュー。

翌年、ニューヨークサルサのドン、ファニアレーベルの創設者の一人、ジョニー・パチェーコのライブに飛び入りした事がきっかけで、彼のBirthday ConcertやHis Music and Historyライブに唯一女性の特別ゲストシンガーとして出演。


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posted by eLPop at 19:31 | 伊藤嘉章のカリブ熱中症

エル・グラン・コンボの軌跡(6/完)

2014.09.04

(第5回より続く)

■そして現在まで

2002年、40周年を迎えプエルトリコで2回の大コンサートが開かれ、ライブ盤として発表されたが、一昨年ついには50周年も越えたエル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコ。新作もコンスタントに発表し、コンサートも海外を含め年間200回も行っているのは驚きだ。筆者がプエルトリコに住んでいた時も毎週どこかで必ず見る事が出来たくらい精力的に活動していた。もう彼らのステージは5-60回見ているが、変わらないことがある。
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posted by eLPop at 13:18 | 伊藤嘉章のカリブ熱中症

エル・グラン・コンボの軌跡(5) :80年代ヒット量産の時代

2014.09.03

(第四回より)

■チャーリーとジェリーフロント始動
ペジン、アンディの脱退で「グランコンボは死んだ」とまで言われた70年代末。メンバーやファンの懸念も意に介さずチャーリー、そして「白い」ジェリーを加入させたイティエールの耳は確かだった。彼はメンバーの心配にお得意のジョークを込めてこう答えたという「心配するなって。こいつは白く塗ったネグロ(黒人)なんだから」
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その言葉の通りグラン・コンボの軽やかなようで深いリズム・フィーリングをしっかりとものにした二人のフロント、チャーリーのエネルギッシュなリズム感、ジェリーの落ち着いた声と新しいフィーリングのコンビネーションは‘80年代のヒットを量産したのだった。続きを読む
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エル・グラン・コンボの軌跡(4) ジェリーの加入

2014.09.02

(第3回より続く)

■アンディー・モンタニェスの脱退と新時代のスタート

77年のアンディの脱退は大問題だった。15年もグラン・コンボのフロントを張って来たあの声の脱退である。この時期はファニアの成功からサルサが最大の盛り上がりを見せ、オルケスタ間の競争が本当に激しいタイミングだ。

ファニアはヤンキー・スタジアムのライブをリリースし日本を含む世界ツアー、エクトル・ラボーは名盤”De Ti Depende”を、またウイリー・コロンとルベン・ブラデスはこれまた名盤”Metiendo Mano”を発表し、トミー・オリベンシアはラロ・ロドリゲスの加入という時代。バンド単位から、バンドのフロント・ボーカルに光があたってきている時代でもあった。
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posted by eLPop at 12:54 | 伊藤嘉章のカリブ熱中症