アルバム『Increible』(1982年)
ティト・プエンテと並んでニューヨーク・ラテンを代表するパーカッション奏者と賞されたマニー・オケンドのもと、ジェリー・ゴンサレス(コンガ)、その弟のアンディ(ベース)、エルマン・オリベーラ(ヴォーカル)、ジミー・ボッシュ(トロンボーン)などなど、才能あふれる若手ミュージシャンたちが集結したハードコア・サルサ・バンドがコンフント・リブレ。ホーンがトロンボーンだけの“トロンバンガ”を前面に押し出し、キューバ音楽の伝統を受け継ぎながらもニューヨークらしいシャープで洗練されたセンスを聞かせるのがさすが!
で、サウンドの方はもちろん最高なんですが、注目してほしいのは裏面の写真。オケンド先生とアンディ・ゴンサレスが写ってるんですけど、よく見たら、なんと裏焼き! フツーならアチャ〜…となるところですが、それを堂々と掲載しちゃってるのがスゴい!これぞラテンだ!
アルバム『Nuevamente Lalo』(1982年)
1973年、15歳のときにエディ・パルミエリ楽団のライヴに飛び入りしたのをきっかけに正式メンバーとなり、アルバム『ザ・サン・オヴ・ラテン・ミュージック』『アンフィニッシュト・マスターピース』でグラミーを受賞して脱退。トミー・オリベンシア、マチートと超一流楽団を渡り歩いたあとソロとなった、天才歌手ラロ・ロドリゲス。1982年リリース、2枚目のソロ作がこの『Nuevamente Lalo』だ。ハードにドライヴするグルーヴィなリズム、グイグイ押しまくるホーン、分厚い音をバックに余裕たっぷりの歌声を聞かせるラロに、思わずグッと来てしまう。
ですが、ジャケットよく見てください。
ん?右胸にポケット・チーフ??? これも裏焼きじゃないかっ! リブレは裏ジャケだったけど、今度は表! たぶん左下の「Lalo」を指ささせたいから「裏にしちゃえ!」って感じだったのでは?と想像しますが、んーーー。この大胆さ(?)には敵いません! これぞラテンの美学!

BAguanilé / Sergio George’s Salsa Giants with Marc Anthony アグアニレ / セルヒオ・ジョージズ・サルサ・ジャイアンツ(歌:マーク・アンソニー)
ん?右胸にポケット・チーフ??? これも裏焼きじゃないかっ! リブレは裏ジャケだったけど、今度は表! たぶん左下の「Lalo」を指ささせたいから「裏にしちゃえ!」って感じだったのでは?と想像しますが、んーーー。この大胆さ(?)には敵いません! これぞラテンの美学!
3曲目はいま大注目のプロジェクト。かつてRMMレーベルのプロデューサーとして大活躍したものの一時活動休止。この数年復活してルイス・エンリケやマーク・アンソニー、バチャータのプリンス・ロイス、レスリー・グレースなども手がけて再びノリに乗っているセルヒオ・ジョージのサルサ・ジャイアンツです!
アンディ・モンタニェス、チェオ・フェリシアーノ、オスカル・デレオン、ホセ・アルベルト、そしてデラルスのNORAなども参加して2012年8月にクラサオ(キュラソー:60号本塁打を打ったバレンティンの生まれ故郷)で開催されたライヴを収録したCD/DVDで、今年のグラミー賞にもノミネートされました(受賞は逃しましたが…)。
曲はもともとウィリー・コローン(歌:エクトル・ラボー)のヒット曲です。
あ、これは裏焼きはないかな…。


