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チカーノ音楽の父、ラロ・ゲレーロ

2024.12.11

アメリカで暮らすメキシコ人をロサンゼルスのパチューコと呼ばれた不良児たちを通して、メキシコで暮らすメキシコ人としてその特異な状況を鋭く記したのは作家、オクタビオ・パスだった。そしてアメリカで暮らすメキシコ人同胞として自分たちを一種諧謔的且つ詩的に描いたのは歌手のラロ・ゲレーロだった。

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スウィングとダンソンが合体して生まれたダンス・ミュージックに心酔するパチューコたちを語った“LOS CHUCOS SUAVES”や“CHICAS PATAS BOOGIE”を聴いてみて欲しい。パチューコたちの話し言葉を巧みに駆使した歌詞が彼らの高揚感溢れる気持ちを表現している。また多くのノベルティ・ソングも発表している。

”TEA FOR TWO”(ふたりでお茶を)をもじってバリオの食文化も伝えた”TACOS FOR TWO”。ミニ・スカートの流行時に録音した”MINI FALDA DE RAYNALDA”も面白い。ランチェーラにロックンロールを混ぜてアメリカナイズされるメキシコ娘を描いている。「チカーノ音楽の父」を言われるラロ・ゲレーロの所以はそんな魅力にもあるのだ。

Los Chucos Suaves

https://youtu.be/remXTiM5A_0?si=siALIqerL_dp8M4h

Lalo Guerrero - Chicas Patas Boogie - Imperial 458

https://youtu.be/kPPVsi0LSsM?si=rF_9SgR8YzBVEE64

Lalo Guerrero Tacos For Two

https://youtu.be/4MJaJCeUMHA?si=93qrSWa2pqUy7tr-

La Minifalda De Reynalda

https://youtu.be/RAsayj8l__I?si=W9ECm5yLNwCZqAdU


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