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みんぱく特別展『吟遊詩人の世界』勝手に応援版-eLPop吟遊詩人の世界

2024.12.01

大阪・万博公園の国立民族学博物館 特別展示館では2024年09月19日〜2024年12月10日の会期で『みんぱく創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」』が開催されています。

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https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/51494

何人かの eLPopメンバーも早速見に行って、世界の様々な「吟遊詩人の世界」に関する展示や特別企画のパフォーマンス、講演などを充実した内容を楽しんできました。
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あと10日ほどなのでお近くの方。興味のある方はお早やめに!

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各地を移動し詩歌を歌い語る「吟遊詩人」。歌の原点のような、物語やニュースの伝達者のような庶民の気持ちの発露は世界に色々あって各々がとても魅力的。今回の展示はアジアとアフリカの8つのフィールドの音、楽器、社会を紹介するのが1Fの展示。
そして通文化的な視点(お宝なLPやカセットなどの展示、詩における韻や抑揚やダブルミーニング的豊かなイメージをモンゴルとエチオピアのケースから)の展示、研究の舞台裏が見られる展示の2Fという構成。

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アジアはインド(タール砂漠/小西公大)、ベンガル(インド&バングラデシュ/岡田恵美)、ネパール/南真木人)日本(瞽女/広瀬浩二郎)(うたが生まれる心の小道/矢野原佑史)、モンゴル(島村一平)。アフリカはエチオピア(川瀬慈)マリ(鈴木裕之)(名前は担当の研究者の方々。敬称略)全体を川瀬さんが監修。

演奏の映像が流れる横にその楽器が展示してあるのはとてもよかった。またその社会や文化への言及もイメージが広がった。2Fも関連していて面白い。

もう一つ良かったのは1Fアリーナでの矢野原さんによるDJ。展示に関わった研究者のフィールド録音や楽器音、博物館の音響資料を使い時にミックス交えて繋いで行くのはフィールドとエクスペリメンタルの間でフロウするようで、ある意味吟遊詩人の頭の中なのかもしれないと思いました。

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で、今回はアジアとアフリカからのピックアップでしたが、南北アメリカや欧州、中近東にも吟遊詩人のカテゴリーに入る文化は色々あることから、eLPopメンバーの『中南米・カリブの吟遊詩人』の記事を募ってみました。「吟遊詩人」の定義はかなり広く取り、かつ各メンバーが考える「吟遊詩人」としています。

原稿が集まり次第またお知らせします。お楽しみ頂ければ!

【順次公開予定の目次。まだ増えそうです】(順番は原稿等着順。タイトルは仮)
◆水口良樹『ペルーにおける詩と音楽〜吟遊詩人の世界』(ぺルー)
■(特別寄稿)千葉泉『チリのパジャドール(吟遊詩人)たち』(チリ。対談)
◆山口元一『コロンビアの吟遊詩人〜バジェナートの音楽家たち』(コロンビア)
◆岡本郁生『サルサの詩人 ルベン・ブラデス』(NY、カリブ中南米)
◆宮田信『チカーノ音楽の父、ラロ・ゲレーロ』(チカーノ)
◆伊藤嘉章『プレーナ、ヒパロ、サルサ〜レゲトン:プエルトリコの吟遊詩人』(プエルトリコ)
◆高橋政資『キューバの吟遊詩人:シンガー・ソングライターの系譜=トローバとデシマ』(キューバ)
◆長嶺修『ガリシアと吟遊詩人』(スペイン)
◆佐藤由美『アルゼンチン、ブラジルの吟遊詩人』(アルゼンチン、ブラジル)
posted by eLPop at 21:07 | Calle eLPop