Top > 岡本郁生のラテン横丁 > ジョー・バターンの最新録音

ジョー・バターンの最新録音

2023.05.26

1942年11月15日生まれだから現在80歳、“キング・オヴ・ラテン・ソウル”ことジョー・バターンの最新録音が登場した!

シングル2枚組セットで、収録曲は「So Fine」「Mom & Dad」「Mestizo」「Time After Time」の4曲。

「So Fine」はデビュー・アルバム『Gypsy Woman』に収録、「Mom & Dad」はジョーが率いるラテン・ディスコ・プロジェクト=LASO(ラソ)の唯一のアルバム『SAME』から(この中でのヴォーカルはジョセリン・ブラウン)。「Mestizo」は80年のアルバム『Mestizo』から。そして「Time After Time」はジャズ・スタンダード。

これを、イーストLAのオルケスタ・レネ(Orquesta Rene)をバックに歌う。

So Fine

https://www.youtube.com/watch?v=GlPUgkUqDVc


Mom & Dad

https://www.youtube.com/watch?v=iCrARwgN9WM
Mom & Dad

どれも、まさにいまを生きるジョーならではの音になっているのが素晴らしいが、特に、♪ラティーノ、タイノ(タイノ族)、チカーノ、クバーノ、ドミニカーノ、アルヘンティーノ、コロンビアーノ、モレーノ(褐色)、ベネズエラ、ニカラグア、プエルトリコ、モレーノ・・・と、サビで繰り返される「Mestizo」はタイトル通り混血賛歌。自らもアフロ・フィリピーノという出自でニューヨークのハーレムに生まれた彼のアイデンティティの表明であり、ラテン音楽さらには音楽の本質を突いた傑作だと思う。


ディスコ全盛時代の当時のミュージック・ヴィデオもかなりイケてるが、

Joe Bataan - Mestizo

https://www.youtube.com/watch?v=JyB9pFO1CQ4

今回のヴァージョンは、チャチャチャをベースにしたクールなテイスト。だが、相変わらず爆発的な情熱がほとばしる熱いヴォーカルにグッと来てしまう。

Mestizo

https://www.youtube.com/watch?v=2jKY8c7ypFs
Mestizo

コロナも明けて精力的にライブ活動を行っているジョー・バターン。
また、日本でその雄姿を見たいものです。

→目次に戻る
posted by eLPop at 19:01 | 岡本郁生のラテン横丁