3月のプエルトリコは先月お伝えした『Dia Nacional de la Salsa/サルサ国民の日』『プエルトリコ・ジャズ・フェスティバル』の他にも「Afrodescendencia月間(アフロ系ルーツの子孫月間とでも言おうか)」に合わせた『Dia Nacional de la Bomba/ボンバ国民の日』や『ラファエル・セペーダ・ボンバスクール50周年イベント』『第11回Encuentro de Tambores/タンボール・フェス』などの開催とシーンは忙しかった。
その中でも『第一回アフロ・アンティジャーナ・フェスティバル』は様々なアフロ・カリブの音楽を統合・敷衍する事を目指すようなイベントで今後注目だ。プエルトリコ、ドミニカ共和国、キューバなどからの参加もあった。
今回は第一回目で昨年53歳の若さで亡くなった地元プエルトリコのボンバとプレーナに貢献したパーカッショニスト、ティト・マトスに捧げたものだったが、今日取り上げるのはドミニカ共和国から参加のリッチー・オリアック/Riccie Oriachだ。アフロ・カリビアン・フォルクロリック、ロック、ビートミュージックなどを自然体で取り込んだその個性的な音楽で強い支持を受けている、
Riccie Oriach - Todos los Animales se Drogan
https://youtu.be/TlAsKPDydps
能天気なPVも楽しいが、アフロ・カリビアンとアフロ・ミュージックの共通性が浮き彫りになるような、アフリカとカリブをぐるっと一蹴したようなビート感が秀逸。
リッチーは1989年ドミニカ共和国のサンド・ドミンゴ生まれ。14歳の時パンクやヘビーなロックのバンドを始め、ニュージャージーに1年ほど住んだのちサント・ドミンゴに戻り、ドミニカやカリブの様々な音、リズムを取り入れた音を作ってきている。
2017年コロンビア・ツアーを行い、同年にミニ・アルバムをリリース、活動が一気に広まった。翌2018年にはプエルトリコの元Calle 13のビジタンテとのコラボをスタート。2020年リリースの『Mi Derriengue』はラテン・グラミーのコンテンポラリー/フュージョン・トロピカルにノミネートされた。
2021年にビジタンテのプロデュースでアルバム『Maquiné』をリリース。より汎カリブ的な色彩と今の様々な音との地に足の着いたミックスが強まっって魅力的だ。
Riccie Oriach - La Guayaba
https://youtu.be/6Zn7H97v1HM
Maquiné
https://youtu.be/L7zNKY0-6pI
表層的でない今の息吹とカリブ、ドミニカ独自のものとのバランスがとてもユニーク。これからも注目して行きたい。
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http://elpop.jp/article/190261244.html


