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マルティン・チャンビ写真展

2016.04.20

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ご好評に付き、会期が23日(月)まで一週間延長されました!この機会にぜひおいでくださいませ。また、

ラテンアメリカで初めてと言われる先住民の写真家としても有名なマルティン・チャンビの写真展が4月19日(火)より5月1623日(月)まで広尾にあるペルー大使館で開催されることになりました!
この写真展の企画は、先日eL Popにもゲストで執筆してくださった白根全さん。19日のオープニング・パーティでは、チャンビの写真への熱い思いを語ってくださいました。

マルティン・チャンビ(1891-1973)は、ペルーのティティカカ湖にほど近いコアサという村で生まれ、写真に憧れてアレキパで修行の後、クスコ県シクアニ村で写真館を開き、後にクスコ市内に移って膨大な写真を撮った写真家です。

「インディオは文化など持っていないと考えられていた。奴らは野蛮人だと。私はそんな風に考えたことは一度もない。なぜなら自分と根を同じくする兄弟たちや他の人たちのことを知っているから。しかし、最も説得力のある意見はグラフィックスだと思う。だからこそ、私はこの仕事を始めたのだ」と語るチャンビは、数多くの先住民を同じ目線の高さで写真に撮り、また当時の風景や風俗、祭り、儀礼から農作業や一族の記念写真まで非常に歴史的価値も高い多様な情景を記録しています。そしてその一枚一枚が非常に味わい深い芸術的写真となっています。

彼の写真への評価は当時から高かったようで、20年代半ばからリマやボリビアのラパス、そしてチリ、アルゼンチンなどでも早くから紹介されてきました。
つい先日はリマで非常に大きなマルティン・チャンビ展が開催されましたが、これまでにもニューヨークやロンドン、パリ、ミラノやローマ、マドリッド、ベルリンなど欧米各地でも展覧会が催されています。
このたび20数点と決して数は多くないながら、そんな貴重なマルティン・チャンビの写真が生で見れる機会となっているので、ぜひ時間を作ってその美しい陰影の織りなすアンデス世界の写真の素晴らしさを感じていただけたらと思います。
また、この写真展へのカンパも募集中とのことでご協力いただける方、ぜひよろしくお願いいたします!

Exhibición fotográfica de Martín Chambi
-マルティン・チャンビ写真展-


1920年代から40年代にかけてのモノクロ作品全32点と写真集、評伝など。
2016年4月19日(火)〜5月16日(月)
11:00〜17:00(金曜は20時迄)
日曜・祝日閉館
(金曜日、土曜日は終日在廊の予定。ギャラリー・トークもあり)
ペルー大使館 視聴覚室"マチュピチュ"
渋谷区広尾 2-3-1 (TEL:03-3406-4243)
(恵比寿駅より駒沢通りをまっすぐ進み山種美術館前交差点を右折:徒歩10分)
posted by eLPop at 00:18 | News