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高橋めぐみ「ファニア、私の3曲」

2015.02.20

●Willie Colon "Nueva York" (Solo: Fania 535, 1978)
わたしが初めて買ったサルサ・アルバムがこれで、その印象は強烈だった。華やかなオーケストレーションに彩られた都会の音楽、わたしにとっては今もこの「Nueva York」がサルサの決定的なイメージである。
その後、初めて行ったニューヨークで運良くSOB'sで見たウィリー・コロンのライブ。彼のライブは都合5回くらい見ているが、この最初の時が曲目などを一番思い出せないのに、決して忘れられない(?)一生の思い出となっている。


●Hector Lavoe "De Ti Depende" (De Ti Depende: Fania 492, 1976)
サウス・ブロンクスのレコード屋「CASA AMADEO」のおっちゃんことMiguel Angel Amadeoの永遠の名曲を、エクトル・ラボーが歌う。これ以上の贅沢があろうか。独特な浮遊感すら感じる歌声、叶わぬ恋にもだえ苦しむ歌詞。
「あなた次第だ、俺が生きるも死ぬも〜」と思わずブースで岡本さんと山口さんと合唱してしまった。もちろん、スペイン語でです。サルサ好きならこの曲の歌詞を暗記しているのが普通ですからね!


●Ruben Blades "Todos Vuelven" (Buscando America: Elektra 3038 1984)
※レーベルは厳密にいうとファニアではなくエレクトラですが…
この曲についての話は長くなる。だからここには全部書かないが、実際にかけたのは↓のバージョンではなくて、ルベン・ブラデスが主演した映画『Crossover Dream』(1985)のサントラ盤のアコースティックなバージョンだ。見た人は覚えているかもしれない、あの屋根の上で歌っているシーンのやつ。
この曲は元々1945年に発表されたペルーのバルス(ワルツ)で、作者はセサル・ミロ。ムシカ・クリオーヤの大歌手ヘスス・バスケスが歌ったことでもよく知られている。
ルベン・ブラデスとこの曲には別の興味深いエピソードがあるのだが、それはまた別の機会に書くことにする。

皆が帰ってくる 生まれ故郷に
あの比べようのない太陽の魅力
皆が帰ってくる 暮らしていた場所に
かつて愛が花開いた場所に
孤独な木の真下に
私達はいくつかの夢を見る
皆が帰ってくる 思い出の道を通って
しかし、愛し合った時は 
決して、戻って来ない
(オリジナル歌詞より抜粋)


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